¥39,600-
深みのある美しい赤色と強い輝きで、宝飾品として王族や貴族たちを虜にしてきたガーネット。古くから、魔除けや勝利へ導く護符として大切にされてきました。
ラテン語で「種子」を意味する「granatus(グラナタス)」が語源。深みのある赤と小さな粒上の果実がぎゅっと詰まったような原石の形から、和名で「柘榴(ざくろ)石」とも呼ばれています。
ガーネットは研磨剤として使われていた歴史があるほど硬い宝石のひとつ。ガーネットは1月の誕生石としても有名ですが、結婚18周年の記念石でもあります。
5000年以上前よりすでに研磨剤や宝石として使用され、フランス王妃〈マリー・アントワネット〉や、イギリスの〈ヴィクトリア女王〉もガーネットジュエリーの愛用者で、ガーネットを花のようにデザインしたジュエリーを身に着けていました。
ガーネットの産地は世界各地で採掘されています。有名なのはロシアの中央に位置するウラル山脈。すでに閉山していますが、デマントイドという希少性が高いガーネットが発掘されることで有名です。日本のジュエリーとして定番のアルマンダイトガーネットは、スリランカやインド、タンザニアから産出されているものが多く販売されています。
ガーネットの石言葉は「真実」「友愛」「忠実」。屈折率が高く強い輝きをもつことから、旧約聖書の「ノアの方舟」でも、闇を照らし、進むべき道を示してくれるお守りとしても有名。また、中世のローマでは十字軍を勝利へ導くお守りとして身に付けられていました。目標に向かって前進して成功にさせたいという方におすすめの宝石です。